【ネタバレ注意】映画「マンマ・ミーア!2 ヒア・ウィ・ゴー!」を見た感想
こんにちは。はんぱもんです。
日本では12月21日公開予定の映画「マンマ・ミーア!2 ヒア・ウィ・ゴー」を一足先に見て来ました。
シンガポールでは8月9日から既に公開されています。
2008年公開の「マンマ・ミーア!」の続編としてドナの若き頃、ソフィの3人のお父さんとの出会いのエピソードが描かれているというのでずっと観るのを楽しみにしていました!
さて、洋画が日本公開になる際に気になるのが日本語タイトル。
英語オリジナルはMamma Mia! Here We Go Again
日本語名は マンマ・ミーア! ヒア・ウィ・ゴー
今回は日本語への翻訳は無しでそのままカタカナ表記にした模様....
かと思いきや、「アゲイン」がない!!!!
え!これってABBAの楽曲「Mamma mia」歌詞へのオマージュじゃないの?!変えちゃっていいの?!
Mamma mia here I go again, my my how can I resist ya...って。
しかも英語ではHere we go と Here we go again だと大きな違いがあるんです!
詳しくはこちら
イマイチ意味がわからない人へ!「Here we go」の意味と使い方を解説 | 英語部
「here we go」の意味と使い方 - 英語 with Luke
Here we go の意味は
「here we go」は「せーの」、「行くよ」、「始めるぞ」という意味になります。
一方でHere we go againだと、
「あーあ、またかよ、でた、始まったよ」という意味です。
以上のように結構意味が変わってきてしまうのです。
英語版だと「もういっちょやらかしちゃおう!」とういうようなちょっとふざけた感じがあります。
日本語版は普通に「さあ行ってみよう!」って感じですかね。
映画タイトルはいつもそのまま使っちゃえばいいのにって思うのですが、制作スタッフの方々もいろいろ考えるところがあるのでしょう...
さてタイトルの話はここまでで、ここから先はお話の内容についてお話しましょう。
ネタバレされては困る方はこれ以上進まないでくださいね。
まずは全体の評価から。
星五つで表すと、満点の5つ星⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
前作から10年。前作で私たちを楽しませてくれた各キャラクターも健在。10年のブランクを感じさせない俳優たちの結束感とこの熱量はすごい。内容も歌もダンスもパワーアップして帰ってきている感じです。
なんか同窓会みたいで楽しそう!
今回のお話は、
一年前に母ドナを亡くした娘のソフィが傷心しながらも休業していたホテルの再オープンの準備を進めているところから始まります。
ソフィのストーリーに並行して母ドナの若き頃のストーリーが進んでいくスタイル。現在と過去のお話が互い違いで進んでいくのですが、転換がとても自然で見やすかったです。
若き頃のドナ役には映画シンデレラでの可憐な演技の記憶も新しい、Lily James(リリージェームス)。
彼女、見た目はあまりメリル・ストリープに似ていないと思ったのですが、声質といい、仕草といい、笑い方といい、メリル・ストリープ演じるドナに瓜二つ。
前作とは違い若いカップルの青春ストーリーなので爽やかで甘酸っぱーい感じ。
おてんばなドナを演じるリリージェームスが可愛すぎてストーリーにグッと引き込まれてしまいました。前作では明かされなかった3人のお父さんとの出会いもしっかり描かれているので「誰が誰かな〜」と想像しながら見ていくのも面白いかも。
前作では強い女性像やいくつになっても恋心を忘れさせないようなドキドキストーリーが印象的でしたが、本作にもその要素がたくさん散りばめられています。
いくつになってもと言えば、今回
ソフィ・スカイの娘世代、ドナ・3人のお父さんのお父さんお母さん世代に加えてかなり強めなおばあちゃんの登場でついに3世代が揃いました。
実はその最強おばあちゃんも本作の見どころ。
アメリカ歌謡界の大御所「Cher(シェール)」が好演しています。
映画「バーレスク」のイメージも強いかもしれませんね。
御歳72歳とは思えないガガ様ルックで登場。
歌も踊りもまだまだいけます。
彼女がうまーく登場人物の平均年齢をあげ、前作との違和感をなくしてくれたように思います。
アンディ・ガルシアとの「Fernando」も素敵。
しかしなんといってもこの映画の最大の見どころと言えば、どんなことがあっても挫けない、女性の強さやしなやかさと母娘の絆。
ドナ死してなおみんなの心に生き続ける様子が本編最後のシーン、そしてエンドロール部分の総キャストでの「Super Trouper」で表現されているようで涙が止まりませんでした。
10年という前作からの月日も相成り、最後のシーンでドナが登場した時の感動といったら....泣
やっぱりこの映画はドナが、メリル・ストリープいないと始まらないんだ!
ということで、前作に変わらない笑いあり、涙あり、歌あり、ダンスありの「マンマ・ミーア!Here we go again」
新しい登場人物や若きころの母と3人のお父さんとの過去も描かれ、さらにパワーアップしています!
日常に疲れてしまった、又は元気を出したい、全ての女性たちに観てほしい映画です。
久しぶりにこんなに映画に夢中になりました笑
皆さんも機会があったら是非観てみてくださいね。感想コメントもお待ちしています。